漫画:こどもワクチン勉強会
漫画でわかるこどもワクチンの基礎知識
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コウちゃんの話

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おたふくかぜを舐めてはいけない

おたふくかぜは、ムンプスウイルスの感染症で、飛沫感染により人から人へ感染します。
主に耳の下、頰の後ろ、あごの下が腫れる6日前からと腫れてから9日後まで唾液の中にウイルスが出ています。

長い潜伏期間の後に暴れ出す!おたふくかぜの怖さ

感染してもすぐには症状が現れず、体内に12〜25日間程潜伏します。

潜伏期間を終えたら活動を始めます。
発熱が続き、頭痛、倦怠感、食欲減退、筋肉痛、首の痛みなどを伴います。

症状が出てからは1週間程度で治りますが、ウイルスは活動を続けています。

血液に入って全身を巡り、脳や脊髄を包む髄膜、膵臓、精巣、卵巣、甲状腺、腎臓、脳の中枢神経まで達します。
その中でウイルスが増殖し、唾液腺の炎症やさまざまな合併症を引き起こすのです。

おたふくかぜが連れてくる合併症は後遺症になることも

合併症には、髄膜炎、脳炎・脳症などの神経系を脅かします。
脳炎・脳症はまれですが、後遺症として残り、死に至る場合もあります。
ほかには難聴や精巣炎、卵巣炎、膵炎などの合併症があります。

おたふくかぜのワクチンは節目を迎える頃に2回接種

おたふくかぜは2回接種が必要です。1回だけでは予防効果が十分ではありません。
日本小児科学会では、1回目は1歳になったら早めに打つことと、2回目は小学校入学前の1年間に接種することを推奨しています。

ワクチンが頑張っても難しい場合もある

おたふくかぜワクチンの副反応も、おたふくかぜに似た症状が出ることもあります。
また軽い無菌性髄膜炎が40,000接種中に1人の割合で発生します。

このほか、ワクチン接種との関係が疑われる後遺症が報告されています。
例えばアナフィラキシー(重度のアレルギー反応)、血小板減少性紫斑病、難聴、精巣炎などです。

プレママ注意!妊娠前に抗体検査とワクチン接種を

妊娠早期、おたふくかぜにかかると自然流産となる可能性があります。
感染の疑いがあるこどもたちとは、できるだけ接触しないようにしましょう。

妊娠は計画的に!免疫をつけてから備えよう

妊娠は計画的に!免疫をつけてから備えよう

ポイント

おたふくかぜは飛沫感染で
潜伏期間が長い

合併症は重く、
死に至ることもある

予防接種は1歳の時と
小学校入学前の2回

妊娠早期に感染の
疑いがある子には近づかない

(参照リンク)日本小児科学会「知っておきたいわくちん情報」

No.17 おたふくかぜワクチン

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