予防接種をいざ受けに行かせようとしても断られるケースもあります。
お子さんの体調や体質によっては受けることができない時、どうすればいいのか。
今回はそれについてお話しします。
体温が37.5℃以上あると、予防接種ができません。
しばらく期間をおいてから接種してください。
またワクチンやその成分でアナフィラキシー(重篤なアレルギー症状)を起こしたことがある場合や、先天的に慢性的な病気を持つお子さんも受けることができません。
接種できるワクチンも限られてくるため、かかりつけ医と相談してください。
1回目の予防接種後に発熱や接種部位の腫れが起こった場合、2回目の接種も同じようなことが起こる可能性があります。
また予防接種後に熱性けいれんやてんかんにかかったことがある場合は2〜3ヶ月様子をみてから2回目をうけましょう。
基本的にかかりつけ医が大丈夫と判断した時には接種できます。
内臓疾患や臓器移植、免疫抑制治療を受けているなどで本来定期接種ができなかった場合でも、治療が済んだ日から2年間は定期予防接種が受けられます。
日本小児科学会が推奨する「キャッチアップスケジュール」で、遅れた予防接種をいつまでに受ければいいかある程度確認ができます。
どの病気が該当するかは、市区町村の担当部署にお問い合わせください。
発熱がある時と慢性的な持病を
持つ場合、予防接種は不可
1回目で副反応があった場合は、
また起こる可能性あり
治療が済んで病気が
治った後からでも予防接種は可能
接種のタイミングが遅れた場合は
自治体やかかりつけ医に相談